「時効警察はじめました」があんまり良くなかった件。




せっかくの自粛期間(せっかく・・・?)なんか、相変わらず色々忙しくしてたけど、それでもいつもより暇やから、Amazon primeで「時効警察はじめました」観てた。

時効警察シリーズが私大好きで、今まで「時効警察」「帰ってきた時効警察」はもう大好き過ぎた。

だがしかし!!!

結論から言うと、「時効警察はじめました」は

そんなによくなかった。(´;ω;`)

なんと言うか、前回(時効警察)と前々回(帰ってきた時効警察)のような

「超マニアックな笑い」

があんまりなかったからである。

私は、恐らくこれはキャストの問題だと思っている。

↓なかなかのサブカル臭漂うキャスト。

吉岡里帆ちゃんは超絶可愛いけど、この世界じゃない。

ここで目玉になる注目キャストは、やはり吉岡里帆ちゃんではなかろうか。

芸能人とかにやたら疎い私でもなんとなく知ってるくらい「めっちゃかわいい」

ただ、やっぱりこの子はこう言う時効警察みたいな世界観の子じゃないな、って思った。笑
こんなクセの強い深夜番組に出てる場合じゃない、月9に出ないと。

三木聡の世界観を頑張って汲んで、見事演じてたと思うし、めっちゃ演技下手とか、なんかそう言うことを言うつもりは全然なくて、
たぶん彼女自身が見てる世界がこの世界観とあってないねんな〜〜たぶん。笑

もちろん麻生久美子だって超絶可愛い。

だがしかし、この人ってたぶん、こう言うよくわからん世界観を潜在的に持ってるんよな。

なんか、サブカル界のアイドルって感じ。笑

これはサブカル界ではかなりの衝撃やと思ってる。

で、12、13年ぶりに始めた時効警察も、やっぱり変わらずそのある意味変な世界観って言うのは受け継がれてて、麻生久美子も相変わらずなおかしさやったけど、うーーーーん、吉岡里帆ちゃんは違うな。

演じきれてない、とか全然そう言う次元の問題じゃないねん。
クラシックのプロがロックやった感じ。笑

趣理って言う人は、何となく時効警察っぽい感じでよかった。

殺されたお父さんの娘役。

この人は何となく狂ってる感じがにじみ出てて良かった。笑
演技が魅力的でした。

水谷豊??って人の娘らしい!!すごくチャーミングな子でした。

すごいええ演技してたわ。(上から目線www)

でも、そう思うと、みんなアクの強い役者揃いやから、吉岡里帆ちゃんくらいの、中身普通の超絶可愛い女の子おった方が中和されて見やすいかも。笑

武田真治(笑)

時効警察の一発目はスペシャルで、武田真治が犯人役だった。

イケメンなのに、なんか笑ける。サックスも上手いし。(ちょっと派手すぎるサックスで、私はあんまり好きじゃない。辛口😂)

この人って、もっと昔(私が子供の時)とかは二枚目俳優?モデル??みたいな感じの売り方やったと思うねんけど

なんか、チラチラ3枚目でいろんなドラマとか映画に出演してる気がする。笑

三木聡の作品に確かに出てそうな感じするよね。笑

と言うか全体的にも何となくマニアックな世界観が薄まった気が。

吉岡里帆ちゃんがこの世界観じゃないとか言う話はしましたけど笑、

何も彼女に始まった話ではなく、全体的なセンスもあまりマニアックではなかった。

十文字ももっとおかしい役やったと思うねんけどさ・・・笑

なんか、前回まで時効警察の方が

もっと狂ってた。

前回の時効警察で、「イーノイーノ、ブライアンイーノ❤️」

って言う三日月が超絶狂ってて可愛かった!!笑

あとなんかもっと、三日月と霧山くんの関係が歯痒い感じやってん。

でも最後めっちゃ良かったよね??

霧山くん(オダギリジョー)がアメリカに行くって話で今回終わるんやけど、
三日月しずか(麻生久美子)が別れ際に霧山くんに泣きつく、みたいなようあるシーンで終わり。

最後の回の事件の犯人が催眠術師で、
三日月が霧山くんを落とすための催眠術かけといて、って犯人にお願いするんやけど。

で、結局その催眠が効いたのか、お別れの時に二人とも

なんかちょっといい感じ❤️

で終わるんやけど、霧山くんと分かれたあと犯人が三日月に

「ごめん、霧山くんに催眠術かけるんちょっと方法ミスった!!あれ、催眠術かかってへんかったわ!!!」

ってなって、三日月が

「え!!じゃああれって・・・😳」

で終わる感じ。

つ、ついに!!!三日月の恋が叶ったのか〜〜!!!!??

で終わる、時効警察ファンにはたまらん終わり方やったよな!笑

霧山くんって三日月のこと好きなんかな〜〜!?!?どうなんかな〜!?!?笑

なんか、星新一の「海のハープ」みたいだったな、って。

海のハープのあらすじは、

海に落ちてたハープを主人公の女の子が鳴らしたら、そのハープ聞いて周りにおるあらゆる男の人がめっちゃ口説いてきたけど、ハープ鳴らすんやめたら口説かれなくなる。
ある日、彼氏と喧嘩した主人公は、そのハープを持って色んな男の人と遊びまくるんやけど、ふと、「このハープ、ケンカした彼氏の前で鳴らしたらどうなるん?」って思って、そのハープ鳴らしながら電話したら、やっぱりその彼氏は愛の言葉を囁くんやけど、主人公が途中でハープやめてもその彼氏は止まらず愛してると言ってくれる、と言う、なかなかロマンティックな話。

(※星新一はこの話を何億倍も綺麗な文章でロマンティックに書いてる。)

全然時効警察関係ないけど、読んでみて欲しい。

妄想銀行 (新潮文庫)

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大阪在住、Sax吹き、田中静香です。主にファンクやジャズをメインに活動しています。 このサイトでは、Saxや音楽についてや、趣味の海外旅行や、日常についても書いていこうと思います。 ライブやレッスンもやってます♪