マリアッチがそこら中で演奏されている街、メキシコ。
メキシコシティでは見かけなかったけど、グアナファトではその辺でずっとやってて、フェスみたいでしたね。
まあ、メキシコはジャンル問わず音楽は絶対どこでもやってる。
映画「リメンバーミー」で言ってた(行く時の飛行機の中で観た。笑)。
私は、音楽はナイトクラブがメインだ、みたいな風に思ってて、
それは、日本のライブはもちろん、今までニューヨーク、バルセロナ、台北とか、他の国でもライブ観たりしてましたが、どれも夜。昼間にやっているものもあるのだろうけど、ほぼ夜。
メキシコは、夜もやってるのかもしれないけど、昼間の方もたくさんの場所で気軽に音楽してた!!
実際、夜にどこかライブハウスでやっていないか調べてたんですけど、あまり活発ではなさそう??
現地の人でもやっぱり市内の夜は危険すぎるのですかね。。。笑
それとも、わざわざお店に行かんでも、その辺で音楽やればいいし、その辺で音楽聴けばいいし、踊ればいいし、みたいな文化なのかなも??
マリアッチ
メキシコの伝統的な音楽、マリアッチ。
我々日本人がパッと想像する、「メキシコとは」みたいな感じですね。笑
(ちょっとダサ・・・いや、なんでもない。笑)
『Cielito Lindo』っていう、マリアッチの昔の曲(童謡みたいな感じですかね。)でグアナファトに行った時にみんなバンドと一緒に合唱してた!!国民的な歌のようで、スポーツ観戦の時なんかにも歌われるみたいです。
さらに、今から2年程前、大規模な地震がメキシコで起きました。
かすかに私も記憶にあったように思います。
メキシコで19日午後1時14分(日本時間20日午前3時14分)ごろ、中部を震源とする強い地震があり、少なくとも200人以上が死亡した。
BBCニュースより
米地質調査所(USGS)によると、地震の規模はマグニチュード(M)7.1。震源は首都メキシコシティから約120キロ南のプエブラ州アテンシンゴの近くで、深さ約51キロ。プエブラ州とモレロス州で大きな被害が出ており、メキシコシティなどで複数の建物が倒れた。複数個所で高速道路や橋も崩れた。
この時に、救助でやってきた人たちが、瓦礫の下に埋まっている人々に向けて、
「今救助に来ましたよ」と言う意味なのか、この歌を歌っていたようです。
瓦礫の周りにいる人たちも歌ってるのだと思います。
東北大震災や阪神淡路大震災など、日本で起きている大震災と重なって、
胸がぎゅっとなるよね;;
日本人も助けに行ってたんじゃないかな〜〜
マリアッチやってる人、そんなに上手くない。
そうなんです、演奏レベルはそんなに上手くないんです。笑
なんか微妙にピッチおかしいし、トランペット音だいたい外すし。笑
バイオリンピッチ悪いし。笑
でもノレる。
「とりあえず吹けや!」と渡されたこのテナーも、どこのメーカーなん??
やし、だいたいマイクをベルの底に沈めるかね??笑
さらに、リードを見ると裂けまくってて、ペラペラ!!笑
薄さで言うたら1 1/2なんちゃう?って思えるほど・・・笑
なのに、ようわからんけどグルーヴしてる。思わずこちらも踊ってしまう。
だから、今時の若いピチピチギャルも腰振って踊ってしまうのかな。笑
ラテン圏の音楽めちゃくちゃ良かった!
いつも感じてる音楽の感覚とまた違う感じで楽しめました。
もちろん、他の国も十分その感覚は味わえますが、メキシコはそれともまた一味違う。
なんていうか、ラテン圏って言ってしまうと、ジャンルとしてのラテンを想像してしまいそうやけど、なんかそういうことじゃなくて、ラテンのソウル的な部分がマリアッチにも、街中のようわからんロックのバンドにも感じたかな〜〜
以前、台北で遊びに行ったジャムセッションのお店で知り合った方が、
映画関係の仕事をしてる方で、今は台北で活動しているけど、
前は日本で活動していた、みたいな人と喋りました。(ま、ナンパみたいなもんよ。笑)
「なぜ台北に戻ったの??」と聞くと、
「日本は映画、映画だけではなくアートに閉鎖的だから」と言ってたんですけど、
日本ってあんまりこういう芸術とかが生活の中に身近にある、みたいな世界じゃないよね〜〜
日本って終わってない・・??笑
っていつも海外から帰ってくると思う。笑
音楽だけでなく、その国の色々なことにだいたい染まって帰ってくるんですけど、日本が窮屈だと思うのは私だけ??
住めばその国のこともあんまよく思わなくなるのかな??
ま、そうは言っても、日本のパスポートは世界一(だった??)っていうところは日本に感謝だね!!!笑
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